ボウリング・フォー・コロンバイン

こてこてのフィクション好きなので、ドキュメンタリー自体にあんまり興味がないのだけど、そんな私が観ても面白かったです。わかりやすかったし。
アメリカの銃犯罪を扱ったドキュメンタリーが日本でもこんなに話題になるのって、テーマが興味深いからというより、映画自体が良く出来ていて、ユーモアがあって楽しいからだと思うのだけど、そういう意味でもエンターテイメントって素晴らしいなあと思った。テレビで「コロンバイン高校の銃乱射事件を扱ったドキュメントをやります。」と言われても、たぶん見ないもん。暇なら見るかもしれないけど。でも、「ボウリング・フォー・コロンバイン」はわざわざ映画館まで観に行って、面白かったし、悲しかったり、考えさせられることもあったわけで。伝えたいことのある人の心意気ってこういうものだよなあと思いました。