全日本フィギュアを見る

26日、フィギュアスケート全日本選手権(女子SP、男子FP)を見てきました。
プラチナ化したチケットを定価で譲ってくれるという女神のような人が前日に現れ、ワクワクしながら、なみはやドームまで行ってきました。


高橋大輔を競技会で見られるのはこれが最後かもしれない。そして、今年の「道」というプログラムがとても好きなので、今シーズンの演技が見られてとても嬉しかった。ドラマチックなプログラム。心にグッと来て泣きそうになりました。
今回の演技もジャンプが飛びきれなかったり完璧とは遠い出来だった気がするし、ジャンプなどひとつひとつの要素を見ると他の選手の方が質が高い気もするんだけど、それを超える引きつけるものがある。だいたい、会場全体が大ちゃんのことを好きすぎる!場の空気が変わりすぎ!ずるい!4分半がとても短く感じました。もう10回くらい見たい。


男子では、第1グループで滑った羽生くんという14歳のジュニアチャンピオンが、完全に天才のオーラを身にまとっているのが印象に残りました。


女子SPは、鈴木明子さんと中野友加里さんというオリンピック枠を争う選手の滑走順がとても近く、完璧に滑りきった鈴木さんのほぼ直後に中野さんが滑るという見ている方が緊張する展開でした。そんな中での中野さんの気迫、強すぎる気持ちがありありと伝わってきた素晴らしかった。ゆかりん美しいよ!
真央ちゃんの今シーズン一番の滑りが見られたのも良かった。調子がだんだん戻っているようで、期待できます。


オリンピックシーズンの全日本選手権で、たぶんこれを最後に引退するであろう選手がいたり、ジュニア選手の初々しく躍動感あふれる演技が見られたり、いろいろなドラマがあって、本当に内容の濃い一日でした。
フィギュアスケートのスポーツとしてのおもしろさを実感した全日本選手権でした。あー行けてよかった。オリンピックも楽しみだな。